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ばらのふれあい

Vol.122 ♪冬は,夢作業(ばら作業)がいっぱい♪

「花は美しい それを愛し育む人の心は なお美しい」
ばらのまち福山のばら作りの合言葉で、
今年もばらの接ぎ木講習が数多くの講習会場で行われ、
私たち福山ばら会講師陣も多くのばら愛好家と楽しみをわかちあいました。
 
 
 
 
東京女学館での接ぎ木講習風景
 
トップバッターは、毎年恒例の、東京女学館
 
福山から東京まで出張しての接木講習でした。
女学館の生徒たちに加え先生、ご父兄、卒業生 が
アンネのばらの接ぎ木をいたしました。
手馴れた方もいらっしゃれば生まれて初めてと恐る恐るナイフを使う方など****。
 
 
 
 
接ぎ木した苗を赤玉(小)でポットに植え付けもしました。
校長先生自ら指導されています。つぎは、ミニばら盆栽グループのミニばらの接ぎ木です。
新しくできたグループですので接ぎ木は皆さん初めて。
ましてやミニばらですから入念な作業で、
盆栽用に接いでみたり盆景用にと接いでみたり、
夢は大きく膨らんだようです。
このグループは、ミニばら全般を年間とおして毎月2回一緒にお勉強しています。
 
 
 
 
接ぎ木ナイフもはじめて!        これで大丈夫かしらね?
 
 
 
 
もちろんばらの穂木は、ミニばら(極小輪)です
 
 
盆栽風に?    盆景の為にと次々接いで
 
さぁー福山ばら会会員接ぎ木講習
 
上川内理事長による接ぎ木のナイフさばき。匠の技で皆さんをうならせました。
 
 
今年は何に挑戦ですか?
さすがに会員 上出来上出来!
 
午後からは市民一般接ぎ木講習
福山ばら会石井会長の巧みな口調でこれまた皆さんをうならせていました。
 
 
座る場所もないほどいっぱいでした!
坂本副会長の渋い経験豊富な指導です
 
貞利理事による接ぎ木講習
 
ここでも福山ばら会から何人もお手伝いに。
 
 
穂木選びは、どこの会場でもたぁ~いへんな騒ぎです。
あれもいいし! これもいいし! どれがいい?
名札にばらの名前をきちん書いてね!
 
後片付けもみんなで手早く!
 
ミニばらの切り接ぎのスタンダード作り
 
ご要望の多かったミニばらのスタンダード 切り接ぎで挑戦です。
私、北川副会長の講師で、ばら会講師陣総出での対応をいたしました。
これは初めての試みでした。1年前から挿し木をし、
100本のスタンダード台木を用意しましたがほとんどなくなりました。
一人一本ですのでいかに多くの方が挑戦されたか! 熱気ムンムンの講習会場でした。
大事に接いだスタンダードを抱きかかえて持ち帰られる姿に、
なんだか熱いものがこみ上げてきてジィーンときてしまいました。
 
スタンダード そしてミニばらを普通の台木にも接いだりして楽しみました
 
うまくいくかなぁ~~~? 大丈夫よ 失敗したら頭切っててもう一度!
 
さぁ~ここが一番どうしょうかしら?と考えた ロウ付け方法 です。
鉢の土が落ちないように一本一本新聞を当ててビニール袋で包み込みました。
午前中に理事が集まり100本のスタンダードの鉢付台木をカバーしました。
講師陣が、二人一組になって、下の写真のようにしてロウをつけたんです。大成功!
 
ここは、坂本副会長と上川内理事長のペアーでロウづけ
 
こちらは、石井会長と協働のまちづくり課の市川さんのペアーで
 
今年度の接ぎ木講習もやっと2月6日で終了いたしました。
何百人の方たちが接ぎ木に挑戦されたのかしら? まだ総計数を見ていませんが。
冬の嵐のような一仕事がおわりましたが、
福山ばら会も次の春の剪定講習がすぐ始まります。
今頃は、接いだ苗のビニールの中をのぞいては
“アッ芽が膨らんできたー” “葉が開いてきたー”などと歓声をあげていることでしょう。
これからが大事ですからね。
 
接ぎ木の詳しい説明は、VOL.110をさかのぼって見てください。
 
(写真と文 福山ばら会-北川洋子)
 
※お知らせ※
 
ばらハウス(花園町:ばら公園内) ばらの相談所 ばら苗
毎週日曜日 オープンしています。 10:00~16:00
 
※福山ばら会役員がご相談に応じております。
バラのことなら何でもどうぞ。お気軽にいらしてください。
TEL 084-927-9911
 
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